遊び方の流れ

プレイヤーは魔女やドルイド、採集民などの役になり、王国の各地の塔へ魔法の薬を届けて得点を競います。毎ラウンド、全員が同じ組み合わせの役のカードの中から4枚を選んで手札にします。選ぶときはほかの人に見せません。

ラウンドが始まると、手番の人から1枚ずつ役のカードを出し、「勇敢」か「臆病」かを宣言します。臆病を選べば小さな効果を確実に得られます。勇敢を選ぶと大きな効果が得られますが、後から同じ役を勇敢に出した人がいると、その人に効果を奪われて何も得られません。同じ役を持っている人はカードを出さなければならず、出すときにまた勇敢か臆病かを選びます。こうして集めた薬を魔女の駒で運び、塔に届けて得点にしていきます。

ここが面白い

いちばんの見どころは、勇敢と臆病の選択です。「この役を選んだのは自分だけのはず」と思って勇敢に宣言したら、ほかの人も同じカードを持っていて横取りされる、ということがよく起こります。相手の手札を想像しながら、どこまで攻めるかを決めるドキドキがこのゲームの魅力です。

全員が同じ役から選ぶので、自分が欲しい役はほかの人も欲しいかもしれません。あえて人気のなさそうな役で確実に得点を取る作戦もあり、毎ラウンド違った読み合いが生まれます。

初めて遊ぶときのコツ

  • 最初は手番が先の人ほど勇敢を宣言しにくいことを意識しましょう。後から出す人のほうが有利な場面があります。
  • 4枚の手札は、薬を作る役と運ぶ役をバランスよく選ぶと動きやすくなります。
  • 確実に欲しい効果は臆病で取り、勝負どころだけ勇敢にすると、得点が安定します。

こんな人・場面に向いている

2〜5人で45〜75分ほど、対象年齢は10歳以上です。人の考えを読むのが好きな人や、ほどよい運と駆け引きを楽しみたい家族や友人に向いています。日本語版はアークライトから出ていて、2015年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞しました。

仕組みとしては、役を同時に選ぶ同時選択(事前決定)と、危険を承知で攻めるチキンレースの要素、薬を届ける運搬が組み合わさっています。同じ作者の作品にアイル・オブ・スカイがあります。