遊び方の流れ

プレイヤーは、ある村に暮らす一家の長として、何世代にもわたって家族を導きます。最初は4人の家族からスタートし、村のさまざまな場所で働いて名声を集めます。毎ラウンドの初めに、行動の場所それぞれに色つきのキューブが置かれます。手番では、どこか1つの場所からキューブを1個取り、その場所の行動を行います。

行動には、穀物の収穫、職人としての道具作り、市場での販売、教会への寄進、議会での出世、近くの村への旅、家族を増やすことなどがあります。特徴的なのは、多くの行動に「時間」がかかることです。時間を使い切ると家族が年を取り、いちばん年上の人から世を去ります。亡くなった家族は、村の記録に名前が残れば名声になり、記録の枠が埋まっていれば名もない墓に入ります。記録の枠か墓地が埋まるとゲームが終わり、名声の合計で勝敗を決めます。

ここが面白い

家族の死を、避けられない出来事としてではなく、計画の一部として扱う点が独特です。活躍した家族ほど記録に残したいけれど、記録の枠はみんなで取り合いになるので、誰をいつ見送るかが大きな悩みどころになります。

キューブを取ることが行動の選択であり、同時に資源の獲得でもあるので、欲しい行動と欲しい色の両方を考えて選ぶ必要があります。ほかの人が欲しがりそうなキューブを先に取る駆け引きもあり、静かながら読み合いの多いゲームです。

初めて遊ぶときのコツ

  • 名声の稼ぎ方はたくさんあるので、まずは2つほどに絞って家族を育てましょう。
  • 家族を増やす行動を後回しにしすぎると、働き手が足りなくなります。
  • 村の記録の枠は早い者勝ちです。記録に残したい家族がいれば、時間の使い方で亡くなる順番を調整しましょう。

こんな人・場面に向いている

1回1〜2時間ほどかけて、じっくり作戦を組み立てたい人に向いています。現在の日本語版は、拡張を収録した「村の人生:BIG BOX」がホビージャパンから出ていて、1〜5人で遊べ、対象年齢は12歳以上です。2012年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞とドイツゲーム賞を受賞しました。

仕組みの中心は、場所を選んで行動するワーカープレイスメントと、手に入れた品をやりくりする資源の管理です。同じ賞を受けた作品として、世界の七不思議もあります。