遊び方の流れ
プレイヤーは英雄となり、アンドールという国を守るため、全員で力を合わせて冒険します。英雄にはそれぞれ得意なことがあり、能力の違いを生かして役割を分けます。遊ぶときは、まず物語を1つ選び、その物語のカードを読み上げて目的を確かめます。物語ごとに、「何かを探し出す」「誰かを助ける」といった課題が用意されています。
手番では、英雄の駒を盤上の場所から場所へ動かしたり、怪物と戦ったりします。戦いはサイコロを振って決めます。行動には1日の中の時間を使い、使える時間が尽きるとその日は終わりです。1日が終わるたびに怪物が城へ近づき、物語の進み具合を示す駒も先へ進みます。進むと新しいカードが開き、思わぬ出来事が起きたり、新しい手がかりが見つかったりします。城に入り込んだ怪物が多くなりすぎるか、時間内に課題を達成できなければ全員の負けです。
ここが面白い
カードを読み進めるごとに状況が変わり、ひとつの物語を体験しているような感覚があります。誰がどこへ向かい、誰が城の近くで怪物を食い止めるかを全員で話し合い、限られた時間をやりくりしていく協力の楽しさがあります。
最初の物語はルールを覚えるための導入になっていて、遊びながら必要なルールが少しずつ説明されます。分厚いルールブックを最初に読み込まなくても始められる作りは、この作品の大きな特徴です。物語を順に進めるにつれて、課題も難しくなっていきます。
初めて遊ぶときのコツ
- 最初の物語から順に遊びましょう。ルールの説明が物語の中に組み込まれています。
- 怪物をすべて倒そうとすると時間が足りなくなります。課題の達成を優先して、戦う相手を選びましょう。
- 英雄ごとに得意なことが違うので、動く前に全員で役割を分けておくと進めやすくなります。
こんな人・場面に向いている
1〜4人で60〜90分ほど、対象年齢は10歳以上です。ファンタジーの冒険が好きで、仲間と時間をかけて作戦を練りたい人に向いています。日本語版はアークライトの「改訂版 完全日本語版」が現行です。2013年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞しました。作者のミヒャエル・メンツェルさんは、多くのボードゲームの絵を手がけてきたイラストレーターでもあります。
仕組みとしては、全員で同じ目的を目指す協力プレイに、英雄ごとのプレイヤー別固有能力と、物語を体験する物語作りの要素が加わっています。協力して1つの目的に挑む作品として、ミクロマクロ:クライムシティもあります。